情報交流(Q&A)file13■地下鉄の駅■

東京に古くからある銀座線などの駅や通路はとても古く見えるのですが、定期的に補修されているのでしょうか。

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    i-infra (金曜日, 14 4月 2017 11:36)

    東京地下鉄で最初に開業したのは銀座線で、すでに約80年が経過しています。地下鉄トンネルの維持管理に関しては次の様な報文があります。要約して紹介します。地下鉄トンネルの維持管理のための検査としては、徒歩及び列車による日常巡回の他、定期的に行っている「全般検査」と、変状が著しい箇所等に対して行われる「個別検査」があります。検査方法は、目視及びハンマー打音が主で、必要に応じて、コンクリートの中性化深さ、塩分濃度、鉄筋の腐食度などの詳細検査を行っています。検査結果を健全度のランク分けし、優先順位をつけて、耐久性を回復させる補修工事を年間通して日常的に行っています。銀座線については、平成15年に地下鉄トンネルの今後の維持管理の方針を作成するため委員会を設けて、劣化診断調査を行っています。劣化の主な診断は、鉄筋コンクリートの中性化を調査しています。結果として中性化は経年に応じて進んでいたが、概ね鉄筋の位置までは達していませんでした。鉄筋の腐食状況は、非破壊検査方法と、一部はつり出しによる目視検査を行ったが、ほとんどの箇所で腐食なしか、ごく軽微な腐食に留まっていました。ただし、漏水箇所では腐食の進行が見られます。鉄筋の腐食が少ない原因としては、コンクリート内部の含水率が低く、かなり乾燥したコンクリートであるとしています。今後、水分が供給されないことが必要で、一部に見られる漏水箇所の止水補修を行っていくことが重要です。